一方踏み込んでみる、そんな気遣い

私が「飲食店の水」と呼んでいる、そんなお話をば。

現代日本では(一部を除けば)、飲食店に入るとお水だしてもらえますよね。

それが我々の飲食代の1部に含まれてる基本サービスです。

もはや私たちにとって至極普通のことで、取り立てて意識することでもない。

当然ながらどこに行っても基本的に出てくるから「水出された」ってことが印象にも残りません。

我々接客業における、接客内容や気遣いも同じことがいえます。

基本的にお店で「これはやってね」という事や、一般的にほぼ皆さんがやっているであろうこと。

例えば「お客様が脱いだ靴を揃える」「施術において力加減お伺いする」「部屋の空調への配慮」とか、他にも色々ありますが…

これってお客様にとっては「飲食店の水」なんですよね。

今は勉強熱心な方も増えてます。

お店やセラピストが増えたのに対し、お客様の数はそんなに増えてない。

だから皆できる限り、熱心な方はお金も時間も手間もかけて様々なことを勉強しています。

学ぶ場も増え、情報社会なのでちょっとしらべれば接客等のハウツーも腐る程ある。

その結果、「飲食店の水」といえる項目も増え、そのレベルも上がっている。

つまり、普通に言われてる、ノウハウで出回ってるまあそんなハードル高くなく真似できることは多くの人がやっている状況です。

そうなるとそれはもはや【特別なこと】ではなくて、それはあって当然に近いものながら…反面印象にも残らない「飲食店の水」でしかないです。

かといって誤解しないで欲しいのは、過剰な歓待をしろという話ではありません。

例えば皆さんがお金を使ってなにか特別な贈り物をしたり、なにか特別な飲食物をサービスしたとしても…それってグ〇コのおまけ程度でしかありません。

本質はそこにないから。別にお金かける必要はない。

大切なのは相手から「あー居心地いいなあ」「自分は大切にされてるなあ」と思ってもらえることです。

だから他の多くでやってる事を同じレベルで真似しても、【特別】だと思われません。

「こんなに人に大切にしてもらったことない」という感動を居心地の良さと共に感じていただける方は、とても強いです。

ポイント、居心地の良さね。

とりあえず恭しくしとけば良いという問題じゃないので。どういうサービスを受けたいか?は人により違います。

よく施術の際のお声がけについての話でも「1歩踏み込んだ内容で」と講座の時に話しますが、まさにこの部分です。

力加減いかがですか?なんて皆言ってる。

だから更に1歩踏み込んで、言葉をえらばないといけない。

良いサービスとはお客様を「悩ませない、迷わせない」「疑問を持たせない」「これどうしたら?と質問をさせるお手間をとらせない」

そしてこれも四六時中、生徒様方に言いますが

「黙っていても、自分の良さ(施術、気遣い)をお客様が理解してくれると傲慢にならないこと」

です。

押し付けがましくなるのはダメだけど、自分の良さはわかってもらえるだろう!とかはサービス提供側の傲慢です。

接客が凄い、といえる人は

【特別感】

【居心地が良い】

【こんなに人に大切にされたことない】

という空間をつくり、演出し、そしてそれを相手に気づいてもらうのが上手いです。

気づかれなかったら、知ってもらえなかったらどんな素晴らしい【天然氷河の雪解け水】も普通の水出されたのと変わりません。

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